和歌山県議会議員選挙立候補者の原発・エネルギー政策2011年04月19日 21:10

和歌山県議会議員選挙立候補者への質問内容:(選択肢の後ろの:の後に回答総数を記載してます。)

(1) 福島原発の事故を受けて、国内の他の原発はどうすべきだと思いますか?

(2) 昨年、関西電力が福井県に偏るリスク分散を理由に新たな原発建設場所を探しており、白浜町・日高町が候補地としてあがっているという報道がありましたが、県議会議員になられた場合、どのように対応されますか?(1つに○を)
  A.賛成する  B.反対する:17  C.その他:

(3) 関西電力は、御坊市内に使用済み核燃料の「中間貯蔵施設」建設も検討しています。県議会議員になられた場合、どのように対応されますか?(1つに○を)
  A.賛成する  B.反対する:16  C.その他:

(4) 今後、原発をどうすべきだと思いますか?(1つに○を)
  A.増設する B.現状を維持する: C.減らす: D.全廃する E.その他:

(5) エネルギー政策全般について、ご意見をお聞かせください。(自由記述)

(6) 和歌山県は防災の観点から何をすべきか、ご意見をお聞かせください。(自由記述)

 候補者への配達時間は門議員が4日で、それ以外は3日に選挙事務所に配達しております。各選挙区での掲載順番は、返送順に並んでいます。ファックスで受信した日時を付け加えております。
 政党別回答者数。回答数が多い順で自民党、無所属、共産党、民主党、公明党です。

■和歌山市選挙区


◆ ふじ本まり子(藤本眞利子)候補者、配達-9:59-和歌山太田、返送-4日13:49


(1) 日本国内の電力供給は、原子力発電への依存割合が約30%に達しようとしています。「クリーンなエネルギーを」と進める日本政府の方針があります。今回の地震と津波によって甚大な被害をこうむった福島原発ですが、今後のエネルギー政策を転換しなかればならないと考えます。

(2) 反対する

(3) 反対する

(4) その他(新しいエネルギー(電力)の確保が必要であります。現存する原子力発電所のあり方を再検討し、自然エネルギーのシステムづくりが必要と考えます。)

(5) 自然を利用したエネルギーが研究され実用化されていますが、クリーンエネルギーとして太陽光が今一番いいものではと考えています。

(6) 南海・当南海地震が予測されていますが、今回の東日本大地震をみると予測不可能な事態になっています。防災計画を一から見直し、「いのちをまもる」ことを最優先にした計画策定が必要です。また災害弱者といわれる人々に対する施策が必要です。

◆ おくむらのり子(奥村規子)候補者、配達-10:01-和歌山府中、返送-4日19:20

(1) まず現地点に立ってすべての原発の総点検をおこなう必要があります。津波の想定があまりにも低いものもあります。東海地震域の浜岡原発はただちに停止します。プルトニウムを使うプルサーマルは中止します。高速増殖炉「もんじゆ」も中止します。

(2) 反対する(昨年11月に、関電の社長が、日高町などが立地候補地などと発言したそうですが、和歌山県に原発はいりません。「紀伊半島に原発はいらない」という住民のみなさんといっしょにがんぱります。)

(3) 反対する(今回の福島原発事故で、使用済み核燃料が決して安全なものでないことがはっきりしました。地震や津波の襲来が予測される地域に、危険な核燃料を貯蔵することには反対です。)

(4) その他(長期間にわたって運転している原発が増えており、最初に述べたように、総点検が必要です。また、関西電力は、原発に50%以上を依存しています。このような原発依存の電力供給体制は、あらため、自然エネルギーに転換していくことが必要です。)

(5) 「24時間」開店、「24時間」操業などエネルギー消費型の社会構造自体を見直し、低エネルギー社会に変えていかなければ、需要に応じて電力の供給を増やすことになります。供給側も、原発依存をやめて、太陽光・熱や風力、地熱など再生可能な自然エネルギー中心に転換します。

(6) 防災に強いまちは、医療や福祉が充実したまちでもあります。被害想定や防災計画の見直しなどとともに、消防力の強化、医療や福祉体制の整備が、いざという時にいのちを守ることになります。

◆ ふじい健太郎(藤井健太郎)候補者、配達-8:36-和歌山中之島、返送-4日19:20

(1) まず、すべての原発の点検を、津波の高さの想定、非常電源の確保、冷却水の確保など、今回の地震、津波による原発への被害から、考え得るすべての項目を洗い出して、点検する。活断層の評価も改めて見直す必要がある。プルサーマルや高速増殖炉「もんじゆ」は直ちにやめる。また、地震想定域にたつ中部電力浜岡原発も即時に運転を停止する。

(2) 反対する(原発の技術が未完成であることは、今回の事故でも証明された。そのような危険な原発を県内に持ち込むことには反対である。)

(3) 反対する(今回の事故では、原子炉建屋内に貯蔵していた使用済み燃料が発熱したり、プールの水が漏れたりした。最終処分の方法が見つかっていないなかで、「中間」という名目で半永久的に危険な核燃料を保管することは、危険である。)

(4) その他(稼働している原発を「安全神話」が崩壊した今日の時点に立って総点検し、原子力に依存しないエネルギー供給体制に変えていく。)

(5) 民主党政権が計画している14基の原発建設は中止する。太陽光・熱、風力、水力、地熱、波力、潮力、バイオマスなどの自然エネルギーを活用することに転換。また、大量生産、大量消費、大量廃棄という浪費型社会を見直す。既存原発については(4)に記した方向。

(6) M8・6の地震が想定されていますが、今回の地震に対応した被害想定のもとに、防災計画を見直す必要があります。避難経路や避難所、備蓄などの見直し、日常的な医療・福祉の設備やマンパワーの充実が、万一の災害時に「いのちを守る」ことになる。

◆ つのだ秀樹(角田秀樹)候補者、配達-9:44-和歌山北島、返送-5日19:10

(1) 原子力発電所設備等の安全検証を行うことが最優先課題です。そして、十分な検証と安全対策を講じなければなりません。さらに、技術的な問題のほかに、安全規制のあり方、事故が起きた時の対応、法体系の見直しなども見直す必要があります。

(2) 反対する( (3)を参照。)

(3) 反対する(県内における原子力発電所及び中間貯蔵施設の建設については反対です。これだけの大事故を起し、県民にも大きな不安を与えている以上、原発などの建設について、県民の納得を得ることは難しいと思います。)

(4) その他(原子力政策については、一端立ち止まって考える必要があります。原発を推進してきた政府方針を見直すべきかどうかについては、必要なエネルギーをどのように確保するのかという現実の問題と、現在、提起されている原子力発電所の安全性の問題を考慮しながら、慎重に検討していきたいと思います。)

(5) 低炭素社会に向けて新エネルギー戦略を構築します。このために、省エネルギー対策を講じると同時に、再生可能絵なルギーへの転換を進める必要があります。
 省エネ対策ではトップランナー方式を建築物や事業場、事業活動などに適用するなど対象を拡大するとともに、電気事業のCO2排出の多い老朽化施設を最先端施設に切り替えることを促進します。
 再生可能エネルギーについては、再生可能エネルギー電力の全量固定価格買取制度を創設します。また、電気自動車の購入や太陽光パネルの設置を促進するため、電気自動車のバッテリーや太陽光パネルのリース方式を普及させます。
 ※トップランナー方式:電気製品などの省エネ基準や自動車の燃費・排ガス基準を市場に出ている機器の中で最高の効率のレベルに設定すること。

(6) 東日本大震災では、従来の被害者想定や対策をはるかに超える甚大な被害が出ており、また避難場所に指定されている場所であっても安全ではなかったことから、これまでの災害対策を根本的に見直し、強化を行うべきです。
 とくに、大津波への対応として、より高い場所(鉄鋼および鉄筋コンクリートの堅牢な高い建物)へ非難することがいかに重要か、改めて確認されました。今回の教訓を生かした避難訓練の実施、災害弱者への避難支援対策、さらに、避難路の整備などを行う必要があります。

◆ たかしま洋子(高嶋洋子)候補者、配達-11:43-和歌山府中、返送-5日20:27

(1) 東京電力はついに放射性物質を海に放出した。国民の生命と生活を守る強固な安全策はいまだ未構築が露呈した。全発電量の30%を原子力発電が占める今日想定外として安全が否定されることは許されない。労働組合は自身の安心・安全が国民と共有するとして、権利を主張すべきである。

(2) 反対する

(3) 反対する(御坊火力発電所の増設は、核燃料の(中間貯蔵施設)として埋め立てを許可されたものではなく市民の理解も得ていない。)

(4) 減らす

(5) 国の政策で原発による発電量が30%を占めている現在、全ての原発を即時停止は無理がある。LNG火力発電の重用や太陽光、風力発電など自然エネルギーを活用すべきである。

(6) 県議会の特別委員会は活発に開催されているとは聞いていない。
 この際、中央構造線による直下型地震、海溝型地震を併せて地震対策特別委員会を設置して、議論を深め、議会として積極的に提言すべきである。

◆ 中拓哉 候補者、配達-12:10-和歌山西浜、返送-3日22:22(通信エラー)-5日20:33

(1) 原子力発電所設備等の安全検証を行うことが最優先課題です。そして、十分な検証と安全対策を講じなければなりません。さらに、技術的な問題のほかに、安全規制のあり方、事故が起きた時の対応、法体系の見直しなども見直す必要があります。

(2)  反対する

(3)  反対する(県内における原子力発電所及び中間貯蔵施設の建設については反対です。これだけの大事故を起し、県民にも大きな不安を与えている以上、原発等の建設について、県民の納得を得ることは難しいと思います。)

(4) その他(原子力政策については、一旦立ち止まって考える必要があります。原発を推進してきた政府方針を見直すべきかどうかについては、必要なエネルギーをどのように確保するのかという現実の問題と、現在、提起されている原子力発電所の安全性の問題を考慮しながら、慎重に検討していきたいと思います。)

(5) 低炭素社会へ向けて新エネルギー戦略を構築します。このために、省エネルギー対策を講じると同時に、再生可能エネルギーヘの転換を進める必要があります。省エネ対策では、トップランナー方式を建築物や事業場、事業活動などに適用するなど対象を拡大するとともに、電気事業のCO2排出の多い老朽化施設を最先端施設に切り替えることを促進します。
 再生可能エネルギーについては、再生可能エネルギー電力の全量固定価格買収制度を創設します。また、電気自動車の購入や太陽光パネルの設置を促進するため、電気自動車のバッテリーや太陽光パネルのリース方式を普及させます。
※トップランナー方式:電気製品などの省エネ基準や自動車の燃費・排ガス基準を市場に出ている機器の中で最高の効率のレベルに設定すること。

(6) 東日本大震災では、従来の被害想定や対策をはるかに超える甚大な被害が出ており、また、避難場所に指定されている場所であっても安全ではなかったことから、これまでの災害対置を抜本的に見直し・強化を行うべきです。
とくに、大津波への対応として、より高い場所(鉄骨および鉄筋コンクリートの堅牢な高い建物)へ避難することがいかに重要か、改めて確認されました。今回の教訓を活かした避難訓練の実施、災害弱者への避難支援対策、さらに、避難路の整備などを行う必要があります。

◆ ただ純一(多田純一)候補者、配達-10:11-和歌山岩橋、返送-5日20:41

(1) 原子力発電所設備等の安全検証を先ず行うことが最優先課題です。そして、十分な検証と安全対策を講じなければなりません。さらに、技術的な問題のほかに、安全規制のあり方、事故が起きた時の対応、法体系の見直しなども見直す必要があります。

(2)  反対する(県内における原子力発電所及び中間貯蔵施設の建設については反対です。これだけの大事故を起し、県民にも大きな不安を与えている以上、原発等の建設について県民の納得を得ることは難しいと思います。)

(3)  反対する( (2)と同じ。)

(4) その他(原子力政策については、一旦立ち止まって考える必要があります。原発を推進してきた政府方針を見直すべきかどうかについては、必要なエネルギーをどのように確保するのかという現実の問題と、現在、提起されている原子力発電所の安全性の問題を考慮しながら、慎重に検討していきたいと思います。)

(5) 低炭素社会へ向けて新エネルギー戦略を構築します。このために、省エネルギー対策を講じると同時に、再生可能エネルギーヘの転換を進める必要があります。
 省エネ対策では、トップランナー方式を建築物や事業場、事業活動などに適用するなど対象を拡大するとともに、電気事業のCO2排出の多い老朽化施設を最先端施設に切り替えることを促進します。 再生可能エネルギーについては、再生可能エネルギー電力の全量固定価格買収制度を創設します。また、電気自動車の購入や太陽光パネルの設置を促進するため、電気自動車のバッテリーや太陽光パネルのリース方式を普及させます。

(6) 東日本大震災では、従来の被害想定や対策をはるかに超える甚大な被害が出ており、また、避難場所に指定されている場所であっても安全ではなかったことから、これまでの災害対置を抜本的に見直し・強化を行うべきです。 とくに、大津波への対応として、より高い場所(鉄骨および鉄筋コンクリートの堅牢な高い建物)へ避難することがいかに重要か、改めて確認されました。今回の教訓を活かした避難訓練の実施、災害弱者への避難支援対策、さらに、避難路の整備などを行う必要があります。

◆ 長坂たかし(長坂隆司)候補者、配達-14:50-和歌山高松、返送-6日22:37

(1) まずは耐震チェック。今回の地震での被災状況をふまえて洗い直しをすべき。

(2) 反対する( 今回の地震レベルに耐えられる構造が可能になるまでは、とうてい賛成しがたい。)

(3) その他(安全が保証されないかぎり賛成できない。)

(4) その他(まだ存廃を早急に結論づける段階ではない。安全の確保を検討すべき。)

(5) クリーンで安全なエネルギーが、いちばんいいのは言を待たないが、大量需要の現代、石油に代わる地下資源、水力、風力、太陽光等、総合的に将来に向けて検討すべき。

(6) ・直下型に対応すべき耐震と家具類の転倒、落下、ガラス飛散防止の徹底。 ・津波のメカニズムを把握して、津波の破壊力を可能なかぎり吸収、吸引できる対 策を研究すべき。 ・クリーンで安全なエネルギー対策の検討。 ・ゲリラ豪雨等による浸水・洪水対策をもと推進すべき。

■海南市・海草郡選挙区


◆ さいか光夫(雑賀光夫)候補者、配達-8:39-紀州海南中央、返送-18日17:33

(1) 原発の新増設はやめる。プルサーマル、地震の関係であぶない浜岡原発など停止する。すべての原発の総点検、安全対策をおこなう。
 その上で原発から太陽光・水力・風力・バイオマスなどの自然エネルギーに転換する。日本社会を省エネルギー社会への転換をめざす。

(2) 反対する(キケンの分散は解決にならない)

(3) 反対する(今回の事故からも、そのキケン性は明らか)

(4) 減らす(すぐに全廃は現実的でない)

(5) 太陽光・水力・潮力・風力・地熱・バイオマスなどの、自然エネルギーの開発に全力をあげ、また省エネルギー化(例:コンビニ・大型店の24時間営業などをへらすなど)転換する。原発はへらし安全対策を強化する。

(6) 海南市では津波対策。「現実的なにげきるプログラム」が大切。地域ごとに「にげきるプログラム」をつくり、つなみ避難ビルなど行政が支援する。

■橋本市選挙区

◆ たき洋一(瀧洋一)候補者、配達-9:44-紀州橋本、返送-5日13:29


(1) 原子力だけではなく、日本のヱネルギー政策全体を考えた政策が必要だと考えます。自公政権時代に言ってきた原子力の安全神話というものは、福島原発をみてもわかるとおり崩壊しており、これまでどおりの原子力政策を推し進めていくという状況にはないと考えます。現在存在する原子力発電所に関しては、安全性の向上をさせることはもちろんのこと、現状を維持しながら、原子力以外の太陽、水力、風力、地熱、バイオなどの再生可能で環境にやさしいエネルギーヘの転換を模索すべきだと考えます。

(2) その他(福島原発の事故が進行している状況で、新しい原発建設をしばらく凍結し、現在存在する原発の安全性の向上を優先させ、そののちに建設についての是非を議論するべきであると考えます。)

(3) その他(上記と同じで、現状の原子力施設の安全性の向上を優先させるべきで、新規の原子力施設の建設はしばらく凍結するべきだと考えます。)

(4) 現状を維持する(今すぐに、原子力を全廃するというのは、現実的な選択ではないと考えます。現状を維持しつつ、原子力を含めたエネルギー政策全体の議論を進めるべきであると考えます。)

(5) ( (1)に同じ。)

(6) 今後予感される南海地震の対策をしっかりするべきだと考えます。民主党では、地元自治体や関係者からの要望を受け、津波対策として海南市の海南下津港浮上式防波堤の建設のために予算措置を含めた対応をしているところです。また、津波対策以外にも、防災マップの再点検と地域の防災力向上、のために、地域コミュニテイの再構築を行っていくべきだと考えます。たき洋一自身、阪神大震災で被災し、避難生活を経験したことから、防災士の資格をとり、和歌山県内の防災ネットワークづくりに携わっています。地元橋本市の災害に強い街づくりに力を入れることはもちろんのこと、和歌山県全体の防災のためにも全力で取り組んでいきます。

■御坊市選挙区

◆ さいとう まき(斉藤麻希)候補者、配達-14:43-紀州御坊中央、返送-4日8:19


(1) 日本の電力の4分の1は、原子力(26%。08年資料)。中でも、関西の電気は、半分が原子力(48%。過去10年平均、09年資料)です。だから、すぐに全ての原子力発電をやめることはできません。
 ただ、今回の原発事故が、防ぐことができた可能性ゼロではない(06年3月1日衆議院予算委員会第七分科会で、福島原発津波対策の質問が出ている)点に鑑みると、今、私達にできることは、現在ある原発の「安全」操業への徹底対策と、緩やかな脱原発へのスタートではないかと考えます。

(2) 反対する
 「リスクの分散」は、ともすると原子力の「リスクの拡散」であるともいえます(サブプライムローンの問題と同じ。「リスクの分散」のハズが、結果は「リスクの拡散」だった)。
 「リスクを封じ込める」という観点から、今、核関連施設の無い場所に、新たな「核の街」をつくらない、ということに意義はあると考えます。
 したがって、私は白浜・日高が新たな候補地として挙がることにさえ、反対です。
 県議として、和歌山県への新たな核関連施設が来ることに、反対します。

(3) 反対する
 原発から出てきたばかりの危険な燃料棒を、津波リスクのある御坊市に置くなんて、福島の事故後「ありえない」としか言いようがない。
 また、日本の原子力のリサイクルの輪は完成していない。六ケ所村の再処理工場は完成延期を重ねて先行き不透明。ということは、もし「中間」のつもりで受け入れたとしても、現実には「永久」であろう。また、リサイクルの輸が完成しても、まちにとっては、「常に」核のゴミ置き場である状態に変わりはない。
 美しい和歌山に、わたしの子ども連が生きていく御坊に、そんな施設はいらない。断固、拒否する。

(4) 減らす
 今、日本の電気のベースは原子力です(関西ではベースの段階から主力になっていますが…)。その事実は、事実として受け止める。
 しかし、新たな原子力への投資はもう終わりにし、風力(マイクロ風力)・太陽光・バイオ等々、各家庭が持てる、新しい発電方法への投資へ、変えていくべき段階ではないでしょうか。
 原子力発電所を都市部にはつくれません。しかし、電力の消費地は都市部です。電気は運ぶほど、無駄に減る。都市でも発電できる方法が必要です。
「電力の地産地消」を目指せば、日々つくらなくてはいけない電気の量も減らしていくことができるはずです。
 だから、もう、今後、原発を増やしてはいけません。減らして行きましょう。

(5) 近い将来、電気自動車社会が来ます。つまり、各家庭・各個人が大きな蓄電池をもっていることになる(そして世の中の自動車のほとんどは止まっている)。
 だからこれからは、「電気は溜められないから、最大消費時間帯(夏の昼)に停電を起こさないだけの施設をつくらないといけない」という考え方自体、変えてしまっていい。そう私は考えています。
 今回の事故を契機に、根本的に、電気の政策を見直す必要があるのではないでしょうか。もう、大きな発電所をつくらないといけないという発想自体が、古いです。

(6) まずは4月10日、一票の力で、時代が進んでいることに気が付かないような議員を減らしていくこと、です。防災には、これが正解というものはありません。なぜなら、災害とは予測ができないもの、予測を超えるものだからです。だからこそ、多角的視点、「やわらかあたま」の発想で、一点集中的な投資ではない防災が必要。突き詰めれば、結局、普段からの地域の豊かな人間関係づくりや、いざという時に発揮できる自主性や主体性こそが、最大の防災なのかもしれませんね。

■田辺市選挙区

◆ 谷口かずき(谷口和樹)候補者、配達-8:36-紀州田辺万呂、、返送-6日11:15


(1) 安全性の見直しと情報開示 改めて住民の皆様と話し合い

(2) その他(情報の真偽を確かめる)

(3) 反対する(核と共存できない)

(4) 減らす(代替えエネルギーを確保しつつ減らしていく)

(5) ・省電力推進と原子力発電の削減 ・危機管理と規制の見直し

(6) ・災害想定の大幅な見直しと避難路 誘導灯の確保

◆ いずみ正徳(泉正徳)候補者配達-11:42-紀州田辺新庄、返送-6日17:56

(1) 想定外の震度であったと思われる。安全基準の見直しは不可欠であり補強なのか廃止なのか。だったらエネルギーをどうするかを国民い聞いて考えなければならない。政治判断・決断が重要である。

(2) 反対する(安全確認が出来ない時点では賛成は出来ない)

(3) 反対する(県民の論議がされていない。確かな情報が必要)

(4) その他(まずエネルギー問題を考えて論議を出すべき)

(5) 国民の論議が必要である。電気が経済や家庭に与える影響もきっちり示して。

(6) まず防災対策の見直しを急ぐ。

◆ すずき太雄(鈴木太雄)候補者、配達-12:17-紀州田辺万呂、返送-7日21:00


(1) わが国のエネルギー政策の根幹に関わる極めて重要な問題であり、冷静かつ客観的に熟慮したい。但し、クリーンエネルギーの拡大は是非必要と考えます。

■新宮市選挙区

◆ 須川ますゆき(須川倍行)候補者、配達-9:19-紀州新宮清水元、返送-4日8:53


(1) 早急に安全性の再点検を徹底的に行うべき

(2) 反対する(今後の原発新設は世論的にも不可能)

(3) 反対する

(4) 現状を維持する(電力不足)

(5) メタンハイドレードの調査、開発。バイオマス発電の促進。

(6) 海岸線堤防の強化。避難場所の確保。

■紀の川市選挙区

◆ 服部はじめ(服部一)候補者、配達-13:33-紀州粉河、返送-4日9:52


(1) 安全対策を全般的に見直すこと。

(2) その他(今回の事故を見て、これを教訓とし、更なる安全性を考えてゆく。)

(3) その他(建設の安全性を見てからでないとわからない。)

(4) 現状を維持する(日本の電力事情から見て、全廃するのは、むつかしいと考える。)

(5) 日本は川を利用する水力発電・化石燃料を利用する火力発電・それに原子力発電の三つの方法で電力需要で経済発展をとげて来た。今、風力・太陽熱・波力等の自然発電を推進しているが、消費量に見合う電力確保が出来ない。全ての総合を見直してバランスを再考する。

(6) 津波対策もさることながら、和歌山県の道路網の貧弱性が目立つ。山崩れによる道路網の切断を考え、道路網の充実、バイパス道路の建設等、もっと道路建設を推進すべきと考える。
 又、津波対策も並行して行うべき。避難場所の学校も低地にあるため高台への移設も考えるべき。

◆ 山田まさひこ(山田正彦)候補者、配達-9:04-紀州桃山、返送-5日16:10

(1) すべての原発の安全性の総点検

(2) 反対する(今の段階では想定外の事も予想しなければならないので安全が確保されていない。)

(3) 反対する( (2)に同じ。)

(4) その他(減らすことは出来ない) 日本の現状では減らすことはできない。

(5) 他のエネルギー源すべてを見直す必要がある。

(6) 津波対策。ため池対策。

■有田郡選挙区

◆ 松阪ひでき(松阪英樹)候補者、配達-9:57-紀州吉備、返送-3日13:00


(1) ・安全を守る規制機関・原子力安全委員会を強化し、原発推進の役所から切り離す。
  ・全国の原発の安全総点検をする。特に東海地震による浜岡原発はすぐに停止し廃止させる。

(2) 反対する(安全対策なおざりの原子力行政をただちに止めさせ、新たな原発の建設はさせない。)

(3) 反対する(原発と同じく、核燃料施設の建設は断じて許せない)

(4) 減らす(原発をさらに14基以上も新増設する計画は直ちに中止させる)

(5) 原発依存から自然エネルギー活用への戦略的な転換をはかることをめざす

(6) 現在の県の防災計画を根本的に見直すこと。地震・津波から住民の命をまもる対策を早急に講じること。

◆ 吉井かずみ(吉井和視)候補者、配達-11:21-紀州吉備、返送-3日19:11

(1) 専門家の意見を聞いて、充分勉強して政策を考えるべきである。

(2) 反対する(個人的には反対したいが、地元の住民がまず検討すべきである)

(3) 反対する( (2)に同じ )

(4) 減らす(今後原発を減らす努力が必要。)

(5) ( (1)に同じ )

(6) ( (1)に同じ )

■西牟婁郡選挙区

◆ 高田よしかず(高田由一)候補者、配達-14:39-紀州白浜、返送-5日22:18


(1) 緊急にすべての原発の安全性を総点検し、危険なものはすぐに停止すべきです。東海地震の震源域に位置する浜岡原発は早急に停止すべきです。

(2) 反対する(和歌山県は南海地震の発生予測地域でもあり、地震と津波による事故が懸念され絶対に反対です。)

(3) 反対する(原発同様、放射性廃棄物の処理についても技術が未確立であり安全性が担保されていません。またひとたび事故が起こると取り返しがつかないほど長期にわたって放射能汚染が継続するとても危険な施設だからです。)

(4) 減らす ことを続けて将来的に全廃する(即時の全面停止は現実的ではありませんが、危険性の商いものから順次停止していくと同時に自然エネルギーヘの移行を進め、計画的に原子力依存からの脱却をめざすべきだと思います。)

(5) 現在の原発依存をあらため、再生可能な自然エネルギーヘの移行をめざすべきです。原発にかけている予算を再生可能エネルギーの研究費にまわせば飛躍的な技術の進歩も夢ではありません。電力会社いいなりに原発建設を推進するのではなく、国が主導して自然エネルギーヘの移行を推進することが必要だと思います。

(6) 今回の東日本大地震を教訓に東海・東南海・南海地震の被害想定を抜本的に見直すことが必要です。それに基づき「防災計画」をつくりなおすこと。沿岸部では津波からどのように県民の生命と財産を守るのかが重要な課題です。山間部では道路網の寸断による集落の孤立化や物資供給の停滞が予測されるので備蓄の充実や情報網の整備が必要です。また日常から医療や福祉の充実をはかることが災害にも強いまちをつくることになるので福祉の切り捨て政策を見直すことが求められていると思います。

■東牟婁郡選挙区

◆ 松原しげき(松原繁樹)候補者、配達-9:24-紀州串本、返送-5日19:45


 県議会選挙は新人となりますので、日夜運動に奔走しており、十分な時間を取る余裕がありません。回答は未熟なものとなりますが、選挙後にいろいろな情報や原発に関して、さらに研鑽したいと思っております。よろしくご理解の程お願いします。

(1) まず、各施設を十分に点検すること。将来的には原発にたよらないエネルギーの研究開発を進めるべきと考えます。

(2) 反対する(基本的には反対したい。紀伊半島の美しい自然を今後も残す取組みを進めたい。)

(3) (そのような計画は承知していないので、まず計画の説明を受けたい。)

(4) 減らす(原発に変わるエネルギーの開発をすすめながら減らす方向で取り組んでほしい。)

(5)

(6)



和歌山県議会議員選挙立候補者の原発・エネルギー政策2011年04月19日 21:00

和歌山県議会議員選挙立候補者への質問内容:(選択肢の後ろの:の後に回答総数を記載してます。)

(1) 福島原発の事故を受けて、国内の他の原発はどうすべきだと思いますか?

(2) 昨年、関西電力が福井県に偏るリスク分散を理由に新たな原発建設場所を探しており、白浜町・日高町が候補地としてあがっているという報道がありましたが、県議会議員になられた場合、どのように対応されますか?(1つに○を)
  A.賛成する  B.反対する:17  C.その他:3

(3) 関西電力は、御坊市内に使用済み核燃料の「中間貯蔵施設」建設も検討しています。県議会議員になられた場合、どのように対応されますか?(1つに○を)
  A.賛成する  B.反対する:16  C.その他:3

(4) 今後、原発をどうすべきだと思いますか?(1つに○を)
  A.増設する B.現状を維持する:3 C.減らす:8 D.全廃する E.その他:9

(5) エネルギー政策全般について、ご意見をお聞かせください。(自由記述)

(6) 和歌山県は防災の観点から何をすべきか、ご意見をお聞かせください。(自由記述)

 候補者への配達時間は門議員が4日で、それ以外は3日に選挙事務所に配達しております。各選挙区での掲載順番は、返送順に並んでいます。ファックスで受信した日時を付け加えております。
 政党別回答者数。回答数が多い順で自民党5、無所属5、共産党5、民主党3、公明党3です。

■和歌山市選挙区

◆ ふじ本まり子(藤本眞利子)候補者、配達-9:59-和歌山太田、返送-4日13:49

(1) 日本国内の電力供給は、原子力発電への依存割合が約30%に達しようとしています。「クリーンなエネルギーを」と進める日本政府の方針があります。今回の地震と津波によって甚大な被害をこうむった福島原発ですが、今後のエネルギー政策を転換しなかればならないと考えます。

(2) 反対する

(3) 反対する

(4) その他(新しいエネルギー(電力)の確保が必要であります。現存する原子力発電所のあり方を再検討し、自然エネルギーのシステムづくりが必要と考えます。)

(5) 自然を利用したエネルギーが研究され実用化されていますが、クリーンエネルギーとして太陽光が今一番いいものではと考えています。

(6) 南海・当南海地震が予測されていますが、今回の東日本大地震をみると予測不可能な事態になっています。防災計画を一から見直し、「いのちをまもる」ことを最優先にした計画策定が必要です。また災害弱者といわれる人々に対する施策が必要です。

◆ おくむらのり子(奥村規子)候補者、配達-10:01-和歌山府中、返送-4日19:20

(1) まず現地点に立ってすべての原発の総点検をおこなう必要があります。津波の想定があまりにも低いものもあります。東海地震域の浜岡原発はただちに停止します。プルトニウムを使うプルサーマルは中止します。高速増殖炉「もんじゆ」も中止します。

(2) 反対する(昨年11月に、関電の社長が、日高町などが立地候補地などと発言したそうですが、和歌山県に原発はいりません。「紀伊半島に原発はいらない」という住民のみなさんといっしょにがんぱります。)

(3) 反対する(今回の福島原発事故で、使用済み核燃料が決して安全なものでないことがはっきりしました。地震や津波の襲来が予測される地域に、危険な核燃料を貯蔵することには反対です。)

(4) その他(長期間にわたって運転している原発が増えており、最初に述べたように、総点検が必要です。また、関西電力は、原発に50%以上を依存しています。このような原発依存の電力供給体制は、あらため、自然エネルギーに転換していくことが必要です。)

(5) 「24時間」開店、「24時間」操業などエネルギー消費型の社会構造自体を見直し、低エネルギー社会に変えていかなければ、需要に応じて電力の供給を増やすことになります。供給側も、原発依存をやめて、太陽光・熱や風力、地熱など再生可能な自然エネルギー中心に転換します。

(6) 防災に強いまちは、医療や福祉が充実したまちでもあります。被害想定や防災計画の見直しなどとともに、消防力の強化、医療や福祉体制の整備が、いざという時にいのちを守ることになります。

◆ ふじい健太郎(藤井健太郎)候補者、配達-8:36-和歌山中之島、返送-4日19:20

(1) まず、すべての原発の点検を、津波の高さの想定、非常電源の確保、冷却水の確保など、今回の地震、津波による原発への被害から、考え得るすべての項目を洗い出して、点検する。活断層の評価も改めて見直す必要がある。プルサーマルや高速増殖炉「もんじゆ」は直ちにやめる。また、地震想定域にたつ中部電力浜岡原発も即時に運転を停止する。

(2) 反対する(原発の技術が未完成であることは、今回の事故でも証明された。そのような危険な原発を県内に持ち込むことには反対である。)

(3) 反対する(今回の事故では、原子炉建屋内に貯蔵していた使用済み燃料が発熱したり、プールの水が漏れたりした。最終処分の方法が見つかっていないなかで、「中間」という名目で半永久的に危険な核燃料を保管することは、危険である。)

(4) その他(稼働している原発を「安全神話」が崩壊した今日の時点に立って総点検し、原子力に依存しないエネルギー供給体制に変えていく。)

(5) 民主党政権が計画している14基の原発建設は中止する。太陽光・熱、風力、水力、地熱、波力、潮力、バイオマスなどの自然エネルギーを活用することに転換。また、大量生産、大量消費、大量廃棄という浪費型社会を見直す。既存原発については(4)に記した方向。

(6) M8・6の地震が想定されていますが、今回の地震に対応した被害想定のもとに、防災計画を見直す必要があります。避難経路や避難所、備蓄などの見直し、日常的な医療・福祉の設備やマンパワーの充実が、万一の災害時に「いのちを守る」ことになる。

◆ つのだ秀樹(角田秀樹)候補者、配達-9:44-和歌山北島、返送-5日19:10

(1) 原子力発電所設備等の安全検証を行うことが最優先課題です。そして、十分な検証と安全対策を講じなければなりません。さらに、技術的な問題のほかに、安全規制のあり方、事故が起きた時の対応、法体系の見直しなども見直す必要があります。

(2) 反対する( (3)を参照。)

(3) 反対する(県内における原子力発電所及び中間貯蔵施設の建設については反対です。これだけの大事故を起し、県民にも大きな不安を与えている以上、原発などの建設について、県民の納得を得ることは難しいと思います。)

(4) その他(原子力政策については、一端立ち止まって考える必要があります。原発を推進してきた政府方針を見直すべきかどうかについては、必要なエネルギーをどのように確保するのかという現実の問題と、現在、提起されている原子力発電所の安全性の問題を考慮しながら、慎重に検討していきたいと思います。)

(5) 低炭素社会に向けて新エネルギー戦略を構築します。このために、省エネルギー対策を講じると同時に、再生可能絵なルギーへの転換を進める必要があります。
 省エネ対策ではトップランナー方式を建築物や事業場、事業活動などに適用するなど対象を拡大するとともに、電気事業のCO2排出の多い老朽化施設を最先端施設に切り替えることを促進します。
 再生可能エネルギーについては、再生可能エネルギー電力の全量固定価格買取制度を創設します。また、電気自動車の購入や太陽光パネルの設置を促進するため、電気自動車のバッテリーや太陽光パネルのリース方式を普及させます。
 ※トップランナー方式:電気製品などの省エネ基準や自動車の燃費・排ガス基準を市場に出ている機器の中で最高の効率のレベルに設定すること。

(6) 東日本大震災では、従来の被害者想定や対策をはるかに超える甚大な被害が出ており、また避難場所に指定されている場所であっても安全ではなかったことから、これまでの災害対策を根本的に見直し、強化を行うべきです。
 とくに、大津波への対応として、より高い場所(鉄鋼および鉄筋コンクリートの堅牢な高い建物)へ非難することがいかに重要か、改めて確認されました。今回の教訓を生かした避難訓練の実施、災害弱者への避難支援対策、さらに、避難路の整備などを行う必要があります。

◆ たかしま洋子(高嶋洋子)候補者、配達-11:43-和歌山府中、返送-5日20:27

(1) 東京電力はついに放射性物質を海に放出した。国民の生命と生活を守る強固な安全策はいまだ未構築が露呈した。全発電量の30%を原子力発電が占める今日想定外として安全が否定されることは許されない。労働組合は自身の安心・安全が国民と共有するとして、権利を主張すべきである。

(2) 反対する

(3) 反対する(御坊火力発電所の増設は、核燃料の(中間貯蔵施設)として埋め立てを許可されたものではなく市民の理解も得ていない。)

(4) 減らす

(5) 国の政策で原発による発電量が30%を占めている現在、全ての原発を即時停止は無理がある。LNG火力発電の重用や太陽光、風力発電など自然エネルギーを活用すべきである。

(6) 県議会の特別委員会は活発に開催されているとは聞いていない。
 この際、中央構造線による直下型地震、海溝型地震を併せて地震対策特別委員会を設置して、議論を深め、議会として積極的に提言すべきである。

◆ 中拓哉 候補者、配達-12:10-和歌山西浜、返送-3日22:22(通信エラー)-5日20:33

(1) 原子力発電所設備等の安全検証を行うことが最優先課題です。そして、十分な検証と安全対策を講じなければなりません。さらに、技術的な問題のほかに、安全規制のあり方、事故が起きた時の対応、法体系の見直しなども見直す必要があります。

(2) 反対する

(3) 反対する(県内における原子力発電所及び中間貯蔵施設の建設については反対です。これだけの大事故を起し、県民にも大きな不安を与えている以上、原発等の建設について、県民の納得を得ることは難しいと思います。)

(4) その他(原子力政策については、一旦立ち止まって考える必要があります。原発を推進してきた政府方針を見直すべきかどうかについては、必要なエネルギーをどのように確保するのかという現実の問題と、現在、提起されている原子力発電所の安全性の問題を考慮しながら、慎重に検討していきたいと思います。)

(5) 低炭素社会へ向けて新エネルギー戦略を構築します。このために、省エネルギー対策を講じると同時に、再生可能エネルギーヘの転換を進める必要があります。省エネ対策では、トップランナー方式を建築物や事業場、事業活動などに適用するなど対象を拡大するとともに、電気事業のCO2排出の多い老朽化施設を最先端施設に切り替えることを促進します。
 再生可能エネルギーについては、再生可能エネルギー電力の全量固定価格買収制度を創設します。また、電気自動車の購入や太陽光パネルの設置を促進するため、電気自動車のバッテリーや太陽光パネルのリース方式を普及させます。
※トップランナー方式:電気製品などの省エネ基準や自動車の燃費・排ガス基準を市場に出ている機器の中で最高の効率のレベルに設定すること。

(6) 東日本大震災では、従来の被害想定や対策をはるかに超える甚大な被害が出ており、また、避難場所に指定されている場所であっても安全ではなかったことから、これまでの災害対置を抜本的に見直し・強化を行うべきです。
とくに、大津波への対応として、より高い場所(鉄骨および鉄筋コンクリートの堅牢な高い建物)へ避難することがいかに重要か、改めて確認されました。今回の教訓を活かした避難訓練の実施、災害弱者への避難支援対策、さらに、避難路の整備などを行う必要があります。

◆ ただ純一(多田純一)候補者、配達-10:11-和歌山岩橋、返送-5日20:41

(1) 原子力発電所設備等の安全検証を先ず行うことが最優先課題です。そして、十分な検証と安全対策を講じなければなりません。さらに、技術的な問題のほかに、安全規制のあり方、事故が起きた時の対応、法体系の見直しなども見直す必要があります。

(2) 反対する(県内における原子力発電所及び中間貯蔵施設の建設については反対です。これだけの大事故を起し、県民にも大きな不安を与えている以上、原発等の建設について県民の納得を得ることは難しいと思います。)

(3) 反対する( (2)と同じ。)

(4) その他(原子力政策については、一旦立ち止まって考える必要があります。原発を推進してきた政府方針を見直すべきかどうかについては、必要なエネルギーをどのように確保するのかという現実の問題と、現在、提起されている原子力発電所の安全性の問題を考慮しながら、慎重に検討していきたいと思います。)

(5) 低炭素社会へ向けて新エネルギー戦略を構築します。このために、省エネルギー対策を講じると同時に、再生可能エネルギーヘの転換を進める必要があります。
 省エネ対策では、トップランナー方式を建築物や事業場、事業活動などに適用するなど対象を拡大するとともに、電気事業のCO2排出の多い老朽化施設を最先端施設に切り替えることを促進します。 再生可能エネルギーについては、再生可能エネルギー電力の全量固定価格買収制度を創設します。また、電気自動車の購入や太陽光パネルの設置を促進するため、電気自動車のバッテリーや太陽光パネルのリース方式を普及させます。

(6) 東日本大震災では、従来の被害想定や対策をはるかに超える甚大な被害が出ており、また、避難場所に指定されている場所であっても安全ではなかったことから、これまでの災害対置を抜本的に見直し・強化を行うべきです。 とくに、大津波への対応として、より高い場所(鉄骨および鉄筋コンクリートの堅牢な高い建物)へ避難することがいかに重要か、改めて確認されました。今回の教訓を活かした避難訓練の実施、災害弱者への避難支援対策、さらに、避難路の整備などを行う必要があります。

◆ 長坂たかし(長坂隆司)候補者、配達-14:50-和歌山高松、返送-6日22:37

(1) まずは耐震チェック。今回の地震での被災状況をふまえて洗い直しをすべき。

(2) 反対する( 今回の地震レベルに耐えられる構造が可能になるまでは、とうてい賛成しがたい。)

(3) その他(安全が保証されないかぎり賛成できない。)

(4) その他(まだ存廃を早急に結論づける段階ではない。安全の確保を検討すべき。)

(5) クリーンで安全なエネルギーが、いちばんいいのは言を待たないが、大量需要の現代、石油に代わる地下資源、水力、風力、太陽光等、総合的に将来に向けて検討すべき。

(6) ・直下型に対応すべき耐震と家具類の転倒、落下、ガラス飛散防止の徹底。 ・津波のメカニズムを把握して、津波の破壊力を可能なかぎり吸収、吸引できる対策を研究すべき。 ・クリーンで安全なエネルギー対策の検討。 ・ゲリラ豪雨等による浸水・洪水対策をもっと推進すべき。

■海南市・海草郡選挙区

◆ さいか光夫(雑賀光夫)候補者、配達-8:39-紀州海南中央、返送-18日17:33

(1) 原発の新増設はやめる。プルサーマル、地震の関係であぶない浜岡原発など停止する。すべての原発の総点検、安全対策をおこなう。
 その上で原発から太陽光・水力・風力・バイオマスなどの自然エネルギーに転換する。日本社会を省エネルギー社会への転換をめざす。

(2) 反対する(キケンの分散は解決にならない)

(3) 反対する(今回の事故からも、そのキケン性は明らか)

(4) 減らす(すぐに全廃は現実的でない)

(5) 太陽光・水力・潮力・風力・地熱・バイオマスなどの、自然エネルギーの開発に全力をあげ、また省エネルギー化(例:コンビニ・大型店の24時間営業などをへらすなど)転換する。原発はへらし安全対策を強化する。

(6) 海南市では津波対策。「現実的なにげきるプログラム」が大切。地域ごとに「にげきるプログラム」をつくり、つなみ避難ビルなど行政が支援する。

■橋本市選挙区

◆ たき洋一(瀧洋一)候補者、配達-9:44-紀州橋本、返送-5日13:29

(1) 原子力だけではなく、日本のヱネルギー政策全体を考えた政策が必要だと考えます。自公政権時代に言ってきた原子力の安全神話というものは、福島原発をみてもわかるとおり崩壊しており、これまでどおりの原子力政策を推し進めていくという状況にはないと考えます。現在存在する原子力発電所に関しては、安全性の向上をさせることはもちろんのこと、現状を維持しながら、原子力以外の太陽、水力、風力、地熱、バイオなどの再生可能で環境にやさしいエネルギーヘの転換を模索すべきだと考えます。

(2) その他(福島原発の事故が進行している状況で、新しい原発建設をしばらく凍結し、現在存在する原発の安全性の向上を優先させ、そののちに建設についての是非を議論するべきであると考えます。)

(3) その他(上記と同じで、現状の原子力施設の安全性の向上を優先させるべきで、新規の原子力施設の建設はしばらく凍結するべきだと考えます。)

(4) 現状を維持する(今すぐに、原子力を全廃するというのは、現実的な選択ではないと考えます。現状を維持しつつ、原子力を含めたエネルギー政策全体の議論を進めるべきであると考えます。)

(5) ( (1)に同じ。)

(6) 今後予感される南海地震の対策をしっかりするべきだと考えます。民主党では、地元自治体や関係者からの要望を受け、津波対策として海南市の海南下津港浮上式防波堤の建設のために予算措置を含めた対応をしているところです。また、津波対策以外にも、防災マップの再点検と地域の防災力向上、のために、地域コミュニテイの再構築を行っていくべきだと考えます。たき洋一自身、阪神大震災で被災し、避難生活を経験したことから、防災士の資格をとり、和歌山県内の防災ネットワークづくりに携わっています。地元橋本市の災害に強い街づくりに力を入れることはもちろんのこと、和歌山県全体の防災のためにも全力で取り組んでいきます。

■御坊市選挙区

◆ さいとう まき(斉藤麻希)候補者、配達-14:43-紀州御坊中央、返送-4日8:19

(1) 日本の電力の4分の1は、原子力(26%。08年資料)。中でも、関西の電気は、半分が原子力(48%。過去10年平均、09年資料)です。だから、すぐに全ての原子力発電をやめることはできません。
 ただ、今回の原発事故が、防ぐことができた可能性ゼロではない(06年3月1日衆議院予算委員会第七分科会で、福島原発津波対策の質問が出ている)点に鑑みると、今、私達にできることは、現在ある原発の「安全」操業への徹底対策と、緩やかな脱原発へのスタートではないかと考えます。

(2) 反対する
 「リスクの分散」は、ともすると原子力の「リスクの拡散」であるともいえます(サブプライムローンの問題と同じ。「リスクの分散」のハズが、結果は「リスクの拡散」だった)。
 「リスクを封じ込める」という観点から、今、核関連施設の無い場所に、新たな「核の街」をつくらない、ということに意義はあると考えます。
 したがって、私は白浜・日高が新たな候補地として挙がることにさえ、反対です。
 県議として、和歌山県への新たな核関連施設が来ることに、反対します。

(3) 反対する
 原発から出てきたばかりの危険な燃料棒を、津波リスクのある御坊市に置くなんて、福島の事故後「ありえない」としか言いようがない。
 また、日本の原子力のリサイクルの輪は完成していない。六ケ所村の再処理工場は完成延期を重ねて先行き不透明。ということは、もし「中間」のつもりで受け入れたとしても、現実には「永久」であろう。また、リサイクルの輸が完成しても、まちにとっては、「常に」核のゴミ置き場である状態に変わりはない。
 美しい和歌山に、わたしの子ども連が生きていく御坊に、そんな施設はいらない。断固、拒否する。

(4) 減らす
 今、日本の電気のベースは原子力です(関西ではベースの段階から主力になっていますが…)。その事実は、事実として受け止める。
 しかし、新たな原子力への投資はもう終わりにし、風力(マイクロ風力)・太陽光・バイオ等々、各家庭が持てる、新しい発電方法への投資へ、変えていくべき段階ではないでしょうか。
 原子力発電所を都市部にはつくれません。しかし、電力の消費地は都市部です。電気は運ぶほど、無駄に減る。都市でも発電できる方法が必要です。
「電力の地産地消」を目指せば、日々つくらなくてはいけない電気の量も減らしていくことができるはずです。
 だから、もう、今後、原発を増やしてはいけません。減らして行きましょう。

(5) 近い将来、電気自動車社会が来ます。つまり、各家庭・各個人が大きな蓄電池をもっていることになる(そして世の中の自動車のほとんどは止まっている)。
 だからこれからは、「電気は溜められないから、最大消費時間帯(夏の昼)に停電を起こさないだけの施設をつくらないといけない」という考え方自体、変えてしまっていい。そう私は考えています。
 今回の事故を契機に、根本的に、電気の政策を見直す必要があるのではないでしょうか。もう、大きな発電所をつくらないといけないという発想自体が、古いです。

(6) まずは4月10日、一票の力で、時代が進んでいることに気が付かないような議員を減らしていくこと、です。防災には、これが正解というものはありません。なぜなら、災害とは予測ができないもの、予測を超えるものだからです。だからこそ、多角的視点、「やわらかあたま」の発想で、一点集中的な投資ではない防災が必要。突き詰めれば、結局、普段からの地域の豊かな人間関係づくりや、いざという時に発揮できる自主性や主体性こそが、最大の防災なのかもしれませんね。

■田辺市選挙区

◆ 谷口かずき(谷口和樹)候補者、配達-8:36-紀州田辺万呂、、返送-6日11:15

(1) 安全性の見直しと情報開示 改めて住民の皆様と話し合い

(2) その他(情報の真偽を確かめる)

(3) 反対する(核と共存できない)

(4) 減らす(代替えエネルギーを確保しつつ減らしていく)

(5) ・省電力推進と原子力発電の削減 ・危機管理と規制の見直し

(6) ・災害想定の大幅な見直しと避難路 誘導灯の確保

◆ いずみ正徳(泉正徳)候補者配達-11:42-紀州田辺新庄、返送-6日17:56

(1) 想定外の震度であったと思われる。安全基準の見直しは不可欠であり補強なのか廃止なのか。だったらエネルギーをどうするかを国民い聞いて考えなければならない。政治判断・決断が重要である。

(2) 反対する(安全確認が出来ない時点では賛成は出来ない)

(3) 反対する(県民の論議がされていない。確かな情報が必要)

(4) その他(まずエネルギー問題を考えて論議を出すべき)

(5) 国民の論議が必要である。電気が経済や家庭に与える影響もきっちり示して。

(6) まず防災対策の見直しを急ぐ。

◆ すずき太雄(鈴木太雄)候補者、配達-12:17-紀州田辺万呂、返送-7日21:00

(1) わが国のエネルギー政策の根幹に関わる極めて重要な問題であり、冷静かつ客観的に熟慮したい。但し、クリーンエネルギーの拡大は是非必要と考えます。


■新宮市選挙区

◆ 須川ますゆき(須川倍行)候補者、配達-9:19-紀州新宮清水元、返送-4日8:53

(1) 早急に安全性の再点検を徹底的に行うべき

(2) 反対する(今後の原発新設は世論的にも不可能)

(3) 反対する

(4) 現状を維持する(電力不足)

(5) メタンハイドレードの調査、開発。バイオマス発電の促進。

(6) 海岸線堤防の強化。避難場所の確保。

■紀の川市選挙区

◆ 服部はじめ(服部一)候補者、配達-13:33-紀州粉河、返送-4日9:52

(1) 安全対策を全般的に見直すこと。

(2) その他(今回の事故を見て、これを教訓とし、更なる安全性を考えてゆく。)

(3) その他(建設の安全性を見てからでないとわからない。)

(4) 現状を維持する(日本の電力事情から見て、全廃するのは、むつかしいと考える。)

(5) 日本は川を利用する水力発電・化石燃料を利用する火力発電・それに原子力発電の三つの方法で電力需要で経済発展をとげて来た。今、風力・太陽熱・波力等の自然発電を推進しているが、消費量に見合う電力確保が出来ない。全ての総合を見直してバランスを再考する。

(6) 津波対策もさることながら、和歌山県の道路網の貧弱性が目立つ。山崩れによる道路網の切断を考え、道路網の充実、バイパス道路の建設等、もっと道路建設を推進すべきと考える。
 又、津波対策も並行して行うべき。避難場所の学校も低地にあるため高台への移設も考えるべき。

◆ 山田まさひこ(山田正彦)候補者、配達-9:04-紀州桃山、返送-5日16:10

(1) すべての原発の安全性の総点検

(2) 反対する(今の段階では想定外の事も予想しなければならないので安全が確保されていない。)

(3) 反対する( (2)に同じ。)

(4) その他(減らすことは出来ない) 日本の現状では減らすことはできない。

(5) 他のエネルギー源すべてを見直す必要がある。

(6) 津波対策。ため池対策。

■有田郡選挙区

◆ 松阪ひでき(松阪英樹)候補者、配達-9:57-紀州吉備、返送-3日13:00

(1) ・安全を守る規制機関・原子力安全委員会を強化し、原発推進の役所から切り離す。
  ・全国の原発の安全総点検をする。特に東海地震による浜岡原発はすぐに停止し廃止させる。

(2) 反対する(安全対策なおざりの原子力行政をただちに止めさせ、新たな原発の建設はさせない。)

(3) 反対する(原発と同じく、核燃料施設の建設は断じて許せない)

(4) 減らす(原発をさらに14基以上も新増設する計画は直ちに中止させる)

(5) 原発依存から自然エネルギー活用への戦略的な転換をはかることをめざす

(6) 現在の県の防災計画を根本的に見直すこと。地震・津波から住民の命をまもる対策を早急に講じること。

◆ 吉井かずみ(吉井和視)候補者、配達-11:21-紀州吉備、返送-3日19:11

(1) 専門家の意見を聞いて、充分勉強して政策を考えるべきである。

(2) 反対する(個人的には反対したいが、地元の住民がまず検討すべきである)

(3) 反対する( (2)に同じ )

(4) 減らす(今後原発を減らす努力が必要。)

(5) ( (1)に同じ )

(6) ( (1)に同じ )

■西牟婁郡選挙区

◆ 高田よしかず(高田由一)候補者、配達-14:39-紀州白浜、返送-5日22:18

(1) 緊急にすべての原発の安全性を総点検し、危険なものはすぐに停止すべきです。東海地震の震源域に位置する浜岡原発は早急に停止すべきです。

(2) 反対する(和歌山県は南海地震の発生予測地域でもあり、地震と津波による事故が懸念され絶対に反対です。)

(3) 反対する(原発同様、放射性廃棄物の処理についても技術が未確立であり安全性が担保されていません。またひとたび事故が起こると取り返しがつかないほど長期にわたって放射能汚染が継続するとても危険な施設だからです。)

(4) 減らす ことを続けて将来的に全廃する(即時の全面停止は現実的ではありませんが、危険性の商いものから順次停止していくと同時に自然エネルギーヘの移行を進め、計画的に原子力依存からの脱却をめざすべきだと思います。)

(5) 現在の原発依存をあらため、再生可能な自然エネルギーヘの移行をめざすべきです。原発にかけている予算を再生可能エネルギーの研究費にまわせば飛躍的な技術の進歩も夢ではありません。電力会社いいなりに原発建設を推進するのではなく、国が主導して自然エネルギーヘの移行を推進することが必要だと思います。

(6) 今回の東日本大地震を教訓に東海・東南海・南海地震の被害想定を抜本的に見直すことが必要です。それに基づき「防災計画」をつくりなおすこと。沿岸部では津波からどのように県民の生命と財産を守るのかが重要な課題です。山間部では道路網の寸断による集落の孤立化や物資供給の停滞が予測されるので備蓄の充実や情報網の整備が必要です。また日常から医療や福祉の充実をはかることが災害にも強いまちをつくることになるので福祉の切り捨て政策を見直すことが求められていると思います。

■東牟婁郡選挙区

◆ 松原しげき(松原繁樹)候補者、配達-9:24-紀州串本、返送-5日19:45

 県議会選挙は新人となりますので、日夜運動に奔走しており、十分な時間を取る余裕がありません。回答は未熟なものとなりますが、選挙後にいろいろな情報や原発に関して、さらに研鑽したいと思っております。よろしくご理解の程お願いします。

(1) まず、各施設を十分に点検すること。将来的には原発にたよらないエネルギーの研究開発を進めるべきと考えます。

(2) 反対する(基本的には反対したい。紀伊半島の美しい自然を今後も残す取組みを進めたい。)

(3) (そのような計画は承知していないので、まず計画の説明を受けたい。)

(4) 減らす(原発に変わるエネルギーの開発をすすめながら減らす方向で取り組んでほしい。)

(5)

(6)

和歌山県議会議員選挙立候補者にアンケート2011年04月04日 16:45

 和歌山県議会議員選挙立候補者の皆様へ

       原子力発電・エネルギー政策についてのアンケートのお願い

                  「原発震災を考える和歌山県民の会」 代表 柳川ゆたか
                       賛同者・賛同団体を文末に一覧で記載しています

 私たちは、今回の東日本大震災による福島原発の事故を受けて立ち上げた「原発震災を考える和歌山県民の会」と申します。
 福島原発の事故は、日本国民はもちろん、世界中に原発震災の恐ろしさを見せつけました。
 私たちが暮らす和歌山も、近く発生が予測されている南海地震の震源地に近く、原子力発電所は建設されていないものの、関西電力が県内に使用済み核燃料の「中間貯蔵施設」建設や新たな原発建設も視野に入れているという情報もあり、原発を身近な問題としてとらえる必要があると感じています。
 また、現在も福島原発が危機的状況にある中、日本の原発は変わりなく稼動を続けていますが、海外では原発を見直す動きもあり、今後原発や日本のエネルギー政策に関する姿勢が問われると考えられます。
 そこで、和歌山県議会議員選挙に立候補された皆様の原子力発電所やエネルギー政策、防災対策に関する考えをお聞きし、公開することによって、県民の皆さんの投票のために活用させて頂きたいと思います。そして、様々なご意見があるかと思いますが、その1つ1つをより良い未来を願う貴重なご意見と受け止め、私たち自身もこれからの社会のあり方を考え、共に歩んでいく思いでご質問させて頂きたいと思いますので、お忙しいところ大変恐縮ですが、4月5日(火)までに、FAXでご回答いただきたくお願いいたします。
 なお、公開方法はインターネット上で掲載し、報道機関への掲載依頼や公的施設での掲示依頼も行う予定です。なお、無回答の場合、無回答の旨公表させて頂きます。ご了承ください。

回答方法  FAX:073○-○○-○○○○ までご返送下さい。
回答期限  大変恐縮ですが、4月5日(火)午後11時までにお願い致します。

賛同者、賛同団体一覧名簿

安原克彦(元自然エネルギーコンサルタント)、竹中清(いちいがしの会会長)、竹中婦志子、田中正彦・家代子・源太郎、大峰教二・喜代子、出口晃平・紀子、田中行弘、家門好一・恵子、吉田幸夫、大野文子、平川哲男・眞代・真由美、増田巧・緑、那須清子、村山誠二、山本兵次、土屋恵司、藤原そのみ、岡本美恵子、赤堀展也・百合、玉井済夫、浅田大輔(百姓)、浅田凡穂、UTAYA(杉原功士、松本奈津子)、岡田政和(弁護士)、桜井保典(神戸コンサルティング代表)、寺井拓也、勇惣浩生(「梅の里自然農園」代表)、奥野誠(美術造形作家)、奥野佳世(美術家)、山本恵美、橘博昌(「石とみどり㈱橘」代表)、東富貴子、後藤正伸、ゆいわ、前岡正男(わかやま環境ネットワーク事務局長)、にしでいづみ(産消提携倶楽部ふうど事務局)、国重あゆみ(フラワーデザイナー)、田中美奈(フェアトレードショップ「ぴーす」)、南健二(音楽家)、植松晴孝、植松貴美子、徳田哲夫(医師)、塩野時夫、大江真理、嶝公夫、嶝シゲ子、中岸公、橋本頼和、粟本充、平澤康男、岡本喜美代、北中祚子、鈴木茅子、折戸富子、斉藤ひとみ、斉藤彰、山下真経(代表取締役社長)、辰己和則、辰己奈美江、西村佳子、西村公一、藤波香取、山口紗代、中谷有利、塩野裕(針・灸・マッサージ師)、塩野あずさ(菓子製造業)、田口隆二、田口聖子、坂口友紀、梅崎健一(森林組合)、梅崎奈美江、井戸美奈、松井利延、松井真利、自給自足らずの会、やめよら原発NO核熊野の会、杉山大介、杉山里果、プティ・サロン・ドゥ・くまの、角田知華(EnglishFan代表)、坂本幹彦、渡辺雄一郎、渡辺恵実、久保田力、曽谷晃次、栗山京子(海友会会長)、中村義子、土山徹(炭焼き)、木川田道子、AWAYA(福島正知、奥野裕美子) 、「ミツバチの羽音と地球の回転」を上映する和歌山の会in本宮、「ミツバチの羽音と地球の回転」を上映する和歌山の会in田辺、

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     和歌山県議会議員選挙立候補者  公開質問書

回答者(候補者)お名前____________ 連絡先_________

(1) 福島原発の事故を受けて、国内の他の原発はどうすべきだと思いますか?



(2) 昨年、関西電力が福井県に偏るリスク分散を理由に新たな原発建設場所を探しており、白浜町・日高町が候補地としてあがっているという報道がありましたが、県議会議員になられた場合、どのように対応されますか?(1つに○を)
  A.賛成する  B.反対する  C.その他(                       )


(3) 関西電力は、御坊市内に使用済み核燃料の「中間貯蔵施設」建設も検討しています。県議会議員になられた場合、どのように対応されますか?(1つに○を)
  A.賛成する  B.反対する  C.その他(                       )


(4) 今後、原発をどうすべきだと思いますか?(1つに○を)
  A.増設する B.現状を維持する C.減らす D.全廃する E.その他(        )


(5) エネルギー政策全般について、ご意見をお聞かせください。(自由記述)



(6) 和歌山県は防災の観点から何をすべきか、ご意見をお聞かせください。(自由記述)



●FAX:FAX:073○-○○-○○○○までお願いいたします。 
●回答期限:大変恐縮ですが4月5日(火)午後11時までにご回答ください。
ご協力まことにありがとうございました。

東北・北関東大地震の被災者救援と原発行政の見直しを求める意見書2011年03月17日 21:27

    東北・北関東大地震の被災者救援と原発行政の見直しを求める意見書

 3月11日に宮城県沖で発生した東北・北関東大地震は、M9.0とかつてないエネルギーで広範囲にわたる地域に強い揺れと地盤の変動を起こしました。
 また、直後に発生した大津波は場所によっては10mを超える高さで多くの土地や人を飲み込みました。時間の経過とともに犠牲者の数はふえ、今も被災地ではライフラインの復旧もままならず、多くの方が孤立し不安な時を過ごしています。
 また、こうした津波の被害に加えて全世界の人々を不安にさせているのが、東京電力福島原発の事故です。
 これまでも、何度となく原子力発電所では放射能漏れ事故を起こしてきましたが、そのたびにあくまで 「人為的ミスである」ことを強調し、原発の安全性を主張してきました。
 地震に対しても、安全が確保されているとくりかえしてきましたが、今回の事実は、その主張に根拠がなかっだことを明らかにしました。
 日に日に状況は悪化し、今も放射能が放出され続けています。
 避難指示地域も拡大し、救助活動にも大きな支障をきたしでいます。
 ずでに災害は、被災地だけの問題ではありません。国・政府がしっがりとしたリーダーシップをもって対応にあたられるよう下記の点について求めます。


                         記

1.一刻も早く、一人でも多くの被災者が救われるようありとあらゆる手段を使って救援に全力をあげること。

2.安全性の確立していない原子力発電所に対し「推進」の立場を見直すこと。


以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成23年3月  日

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意見書のPDFファイルとワードファイル仮置きしました。
→ http://www.ne.jp/asahi/kuma/no/temp/

原子力発電推進行政の見直しを2011年03月17日 19:07

田辺市議会 様

          原子力発電推進行政の見直しを

     ― 田辺市議会は国に対して声をあげてください ―

 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、自然の猛威を私たちに見せつけ、自然の大きな力の前では人間はあまりにも無力であることを思い知らされました。
地震とそれによって発生した津波は未曽有の被害を引き起こしました。なかでも私たちをもっとも不安におとしいれているのは福島原子力発電所の状況です。
 国や電力会社はこれまで「原発は安全」「クリーンなエネルギー」であると繰り返し強調してきました。でも、連日テレビで報道される原発の状況はそれがまったく根拠のないものだったことを私たちに知らしめました。
 事故のあった福島原発からは今こうしている間も大量の放射性物質が放出され、甚大な放射能汚染が進行しています。
 放射能汚染(被ばく)の怖いところはそれが目には見えないということです。何年もたってから癌になったり異常出産というかたちであらわれます。
 原子力は貴重なエネルギーかも知れません。また現状としてエネルギー供給の3割を占めていることもわかっています。でも、そのことと引き換えに故郷に住めなくなったりこれから生まれてくる子どもたちに異常が出るとしたら、私たちは原子力発電の継続を望みません。
 今回の地震で人間はまだ原子力というエネルギーをコントロールできないということが明らかになりました。
 私たちは自分の、そして子どもや孫の未来のために原子力発電を推進する今の国のあり方をあらためてほしいと願います。
 そして、私たちの代弁者である田辺市議会がこの声を国に対して発信してくれることを期待して署名をします。
                        市民有志一同

氏名     住所

       田辺市

       田辺市

       田辺市

       田辺市

       田辺市

中間集約:2011年3月22日(火)      一次集約締切:2011年3月24日(木)
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署名用紙のPDFファイルとワードファイル仮置きしました。
→ http://www.ne.jp/asahi/kuma/no/temp/